TOUKIN

社長のブログ


30年以上の付き合いのある商社マンの友人が久しぶりに訪ねて来ました。近況から家族の事、そして過去の思い出話になります。楽しい時間を過ごして一ヵ月後に飲みに行こうという話しで終わりました。
友人は県内有数の地元商社で身売りはしましたが執行役員として忙しく飛び回っていると聞き安心しました。




安定を望むか不安定を望むか考えますが、一般的には安定でしょう。世の中には安定を求めない人も稀にいます。リスクに対し徹底して備えておくか、許容範囲がとても広い人です。先達者は安定を求めない人が多いと思います。




8年ほど前に手掛けた仕事があります。今となっては恥ずかしい思いですが当時は何とかしようとあがいていました。困ったら毒でも食らうでしょう。取引先からの理不尽な要求があったことも背景になります。心は複雑ですね。




2003年に今の場所に工場移転しました。創業は1992年、世の中ではバブル景気がはじけたと言われた頃です。工場を持つことが一つの夢でしたが、色々な事が同時に起きて工場新築の決断をしました。借金の保証人も現れたことで事は一気に進みました。工場の設計にあたっては、もしもの時、他の業種でも使えるように設計しました。天井は高く、柱は少なくです。積雪2M震度7でも壊れなくしますかと聞かれ、回りの工場が壊滅状態では必要ありませんと応えました。未来へ少しだけ保険を掛けていたわけです。