TOUKIN

社長のブログ


急ぎ急ぎとにかく急ぐの仕事があります。めがねの業界の悪癖です。今の仕事は工程の最後のほうでどうしても急ぎ急ぎになります。手作業の部分が多く簡単には出来ません。残業、休日出勤決定です。利益が多ければ我慢できますが、値段は安く品質は最高レベルで急ぎ急ぎわがまま、気ままには付き合いきれません。仕事の厳しさは業界によって違いますが、お金を稼ぐと言う事はこういう事です。周りを見ていて甘いなと思うことも多々あります。上には上が下には下があり比べても無駄なことです。今日も頑張りましょう。




バレルメッキ装置の改良をしています。作成の時依頼すれば良いのですが、仕事にあわせての改良は自分で行います。手間の掛かることですのが重要な部分です。今、仕事が溜まりに溜まってパニック状態になっています。確かに消化速度が遅くなっている事は否めません。極小人数の会社ですが今までがんばって来ました。出来る事は限られていますが、一つ一つの案件を確実に終わらせてから次に進めることは大事です。あすは早朝より出張、今日も長時間の仕事です。




めがね部品のめっきに使う装置です。結構重量があり、必死に仕事をして、腱鞘炎に何度もなりました。両手で持てば良いのですが、つい片手で作業してしまいます。新規に購入した装置は改良が必要ですが日々の仕事に追われ延び延びになっています。今後10年間は続ける覚悟で、残したい仕事です。




バレルメッキという方法があります。めっき対象物を回転させながら金属膜を付着させます。これがなかなか奥が深くめっき後にしか状態がわからないため、不良が出ることもあります。経験と勘と度胸では解決できません。




眼鏡のめっきの仕事に就いてかれこれ、34年です。電着塗装に携わってきました。電着塗装の基本液は自己分解する為に、ターンオーバーという液管理をします。毎日少しづつ更新していくわけです。月のコストは一定で固定費です。メリット、デメリットがありますが、今はデメリットが多くなってしまいました。業界の流れか私の責任かです。